2012年7月25日水曜日

のびのび教室の宿泊体験「サンライズ宿泊研修」をおこないました


7月19日(木)~20日(金)にかけて、日登交流センターと日登地区全体を舞台にして、
「のびのび教室 宿泊体験」がおこなわれました。



寺領小学校の全児童と先生方が参加して、
地域の皆様のご協力のもとに、1泊2日の宿泊研修をおこないました。

大林寺での講話と座禅、地域の史跡をたどるウォーキング、
食事の準備や後片付け、テント設営、火おこし、キャンプファイヤーなどなど、
人生の先輩方のご指導のもとに、児童達が生きる力を培いました。

19日、20日ともに晴天に恵まれて、児童にもご参加頂いた地域の皆様方にも
思い出深い2日間になったかと存じます。ご協力ありがとうございました。


《当日の写真》

・ウォークラリーに出発



・大林寺にて住職講話と座禅
・川で水遊びと生き物観察
・布団敷きとテント設営


・キャンプファイヤー点火
・食事づくりと後片付け

宿泊研修の翌日から、寺領小学校は夏休みに入りました。
昼間から元気いっぱいに遊ぶ子供たちを地域で見かけることが多くなるかと存じます。
日登地区の皆様には、引き続き見守りにご協力をお願い申し上げます。


2012年7月17日火曜日

女性学級の一日研修会 7/12(木) 午後の部


午後は以下のルートを巡りました。

⑥須我神社 (大東町須賀260)
スサノオノミコトとクシイナダヒメが造ったとされる「日本初之宮(日本初の宮殿)」です。
古事記・日本書紀に記載されている「須賀宮(すがのみや)」で、
ここでスサノオノミコトが歌を詠んだだめ、和歌発祥の地とも言われています。

「八雲立つ 出雲八重垣妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を」

この歌にある「出雲」が出雲の地名の起源です。
また、スサノオノミコトがこの地にて「気分がすがすがしくなった」
と仰ったのが地名の由来だとされています。



















⑦須賀神社の奥宮/奥之宮の磐座(いわくら))

須我神社から八雲山(御室山/須我山)への登山道を登った場所にある
巨大な夫婦岩と大中小三つの磐座(いわくら)です。
登山道入り口にある清めの湧水「神泉坂根水」で手や口を清めてから参拝します。
 
 


















急な階段を400メートルほど登るといよいよ磐座に到着。
寄り添うように立つ3つの岩が、それぞれ須佐之男命、奇稲田比売命、
両神の息子の清之湯山主三名狭漏彦八島野命をあらわしています。
















登山道には、この地にまつわる詠み歌を彫った石碑が点在しています。



































⑧八口(やぐち)神社と草枕山(加茂町神原)

ここからスサノオノミコトが矢を射て、ヤマタノオロチを仕留めたと伝えられています。
神社の境内から見えるこんもりした枕のような形の山が「草枕山」です。
酒に酔ったオロチが枕にして寝たと伝えられています。


最後に 食の杜(木次町寺領)から室山を参拝して、ツアーを終了しました。
ご参加いただいた皆様にも、ふるさとの名所と歴史を再発見する機会になったとお喜びいただけました。

こうした日本の起源に関わる由緒正しい史跡が、日登と雲南市には多数あります。
地域の皆様にも機会をみて巡って頂きたく存じます。



パンフレット

2012年7月13日金曜日

女性学級の一日研修会 7/12(木) 午前の部

女性学級の一日研修会を 7/12(木) に行ないました。
今回の訪問先は、日登地区の史跡も多く含まれる「ヤマタノオロチ伝承地巡り」でした。

古代出雲神話に記された、スサノオノミコトのヤマタノオロチ退治ゆかりの史跡を、
ガイドの解説を聞きながら、20名がバスツアー形式で巡りました。

当日は梅雨の中休みの晴天に恵まれて、蒸し暑かったものの、史跡巡りには良い一日となりました。
順路にしたがって、当日の様子をご紹介いたします。


八俣大蛇公園 (木次町新市) 
スサノオノミコトが、斐伊川の上流から流れてきた箸を拾ったとされる場所。
ヤマタノオロチとスサノオノミコトの対決場面の石像と、箸拾いの碑があります。
ツアーのはじめにガイド氏にヤマタノオロチ伝説の紙芝居を披露して頂きました。





②八本杉 (木次町里方
ヤマタノオロチを退治した後に、八つの頭を埋めてその上に杉を植えたと伝えられる場所。
斐伊川の氾濫で何度か流されており、現在の杉は明治6年に植えられたと伝えられています。


③印瀬の壺神 (木次町西日登)
印是の八口(やくち)神社の境内にある壺。
オロチを酔わせて退治するために飲ませた「八塩折(やしおり)の酒」を入れた
八つの壺のうちの一つといわれ、「壺神さん」と呼ばれて祀られています。


④天が淵(木次町湯村)
ヤマタノオロチの棲家といわれている淵。木次町と吉田町の境です。
この日は前日の大雨の影響で増水しており、普段とは違う表情でした。


⑤温泉神社 (木次町湯村)
クシイナダヒメの両親、アシナヅチ、テナヅチが住んでいたといわれる
万歳山にあった神石が、境内に安置されています。




午前の行程はここまででした。
この後、尾原ダムの展望台に立ち寄って、完成したばかりのダムjの威容を眺めた後、
「道の駅おろちの里」のランチバイキングを頂きました。


午後の部に続きます。

ヤマタノオロチ伝承地ホームページ



2012年7月10日火曜日

ヤマタノオロチ伝承地/釜石


ヤマタノオロチに飲ませて酔わせた酒をかもした、という言い伝えのある巨石です。
古代出雲神話の舞台の一つで、「古事記」や「日本書紀」に記述もある由緒正しい史跡です。

寺領小学校から車で5分ほどの場所にあります。
日登の貴重な文化遺産ですので、是非一度足を運んでご覧になってみてください。



【場所】
JR日登駅から飯石広域農道を食の杜方面に向かい、「釜石」の標識を右折(前室ぶどう園と布須神社の方面)
さらに10メートルほど進み、「陶山建設」の小屋を右折、1分ほど進むと右側に標識と遊歩道入口あり



この標識の横の遊歩道を、20メートルほど登ると釜石が現れます。
2メートルから3メートルほどある釜のような不思議な形をした石で、周囲にも同じくらいの大きさの巨石が点在しています。







2012年7月9日現在、遊歩道と釜石の周辺は、ご覧のとおり
きれいに草刈りされています。地域の皆様の環境活動に感謝申し上げます。


2012年7月3日火曜日

佐藤忠吉氏の雲南市 名誉市民 顕彰昼食会が開催されました



雲南市誕生後、初の名誉市民となった木次乳業 相談役の佐藤忠吉氏
ホシザキ電機 会長の坂本精志氏 両名を顕彰する記念式典が、
7月1日(日)、JR木次駅前のチェリヴァホールにておこなわれました。

■島根日日新聞の記事

さらに同式典の後、佐藤忠吉氏の名誉市民 顕彰昼食会が
食の杜の「忠庵」と「かやぶき」にて催されました。

かやぶきでおなじみの「日登の郷料理くらぶ」が、
雲南市をはじめとする全国各地からお集まりになった
お客様達のために腕をふるい、日登の郷土料理を提供いたしました。

かやぶきに隣接する研修棟「忠庵」を主会場に、「かやぶき」で日頃ご好評をいただいている
焼きサバ寿司、桜ごはん、地元の野菜や山菜の煮しめ、天ぷらなどをお召し上がりいただきました。


《忠庵での宴席》



《かやぶきでの宴席》



研修棟「忠庵」は島根県産の木材をふんだんに使い、
明治時代の伝統的な奥出雲の屋根組を再現した風情ある建物です。

今年6月に完成したばかりで、屋内には爽やかな木の香りが漂っております。

さまざまなご集会、講演会、体験学習などにご利用いただけますので、ご相談くださいませ。


■忠庵の詳細について


■当日のお品書

・焼きサバ寿司 (焼きサバ入り五目ちらし)
・桜ごはん (八重桜の花弁入り)
・きゅうりの麹漬け (きゅうり・みょうが)
・煮しめ (筍・人参・椎茸・ふき・ぜんまい)
・焼きサバ (木次名物サバの素焼き・醤油)
・くんせい卵 (平地飼い鶏の卵・桜材いぶし)
・室山あえ (木次牛乳カッテージチーズあえ)
・紅白たまねぎの酢の物 (紅たまねぎ・白たまねぎ)  ※新メニュー
・高菜漬けの炒め物 (高菜漬け油炒め)
・天ぷら (かぼちゃ・くずの芽・ほおずきの葉)
・干し大根のナムル (干し大根・ニラ・ニンニク)
・ふきとわらびの辛子マヨネーズあえ
・揚げなすの味噌かけ (なす・ピーマン)     ※新メニュー
・おからサラダ (おから・きゅうり・たまねぎ)   ※新メニュー
・卵ロール (卵・梅肉・ほうれんそう)
・漬けなすの炒め煮 (なす漬け・ニンニク)


〈デザート〉
・とうふムース (とうふ・生クリーム・ゆず・ブルーベリー)  ※新メニュー
・梅ヨーグルト (木次牛乳・梅抽出エキス)           ※新メニュー